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うふふ通信

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2020.04.27

みんなの田んぼ 霜止出苗の候

寺田本家では、自家田にてお酒に使う酒米の一部を毎年皆さまと育てています。今年は新型コロナウイルスの関係で、田植え会を実施することがかないませんでしたが、田んぼの現在の様子をお届けいたします。

 

今回は、3月27日から4月24日までの様子となります。

春分のころに「中生神力(なかてしんりき)」や「亀の尾(かめのお)」という、「木桶仕込み」や「しぼったまんま」になるような酒米を蒔きました。種籾一粒が秋には何百倍ものお米を実らせることを考えると、強い生命力を感じ、お米一粒一粒を大切にしようと自然と思えてきます。

 

種蒔きをしたら、ビニールハウスで育てていきます。

 

温度が上がりすぎて苗焼けしないように換気したり、立派な苗になるように専用のローラーを使って茎にストレスを加えるなど、手塩にかけて育てていきます。

 

手塩にかけた苗たちが成長してくると、自家田の環境に慣らすため、ハウスから自家田へ移します。

そうして5月には立派な苗になって、田植えができるようになるのです。

 

霜止出苗(しもやみてなえいずる)とは、七十二候のひとつで、4月25日〜29日頃のことです。

あたたかい朝がきて、霜が降りなくなって、苗がすくすく成長する季節です。